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マーケティングリーダーとして
大好きなファッションにこれからも携わっていきたい
斉藤 真由美
PROFILE ~これまでの経歴~
サポート業務から管理職の立場へ
ルックに入社したのは、大好きなファッションを仕事にしたいとの想いからです。高校までアメリカで過ごした語学力を買われ、20代は交渉での通訳・翻訳や新規開発のサポート業務を担っていました。30代はMDという未経験の職種で、相棒的存在の仕入担当者とブランドリーダーになれるようとにかく必死で働く毎日でした。40代に入り、管理職の立場で、今は自分だけで仕事を動かすのではなく、どうチームワークを発揮し、チームのベストパフォーマンスを目指せるかということを意識して業務に取り組んでいます。20代、30代、40代と仕事観に変化はありませんが、業務に関わる姿勢は変化しました。若い頃は効率を意識せずにひたすら仕事に取り組んでいましたが、今ではチームへの影響や家庭環境もふまえ効率を考えながら働くようにしています。

英語力より交渉力を高めるために
入社当時、サポート業務として担当していたのは、社内でも主力の海外ブランドで、商社とも仕事を行うブランドでした。そのため商談の場では、ビジネス経験が豊富な商社マンに囲まれ、自分の強みや存在意義を見つけられず悩んでいました。帰国子女で英語は得意でも営業経験もない私は、苦戦し続けていました。当時の上司から「語学はツールに過ぎないので交渉力を身につけるように」と指導され、自社ブランドへの理解、交渉につながる通訳のスキルアップに時間を費やしました。そこで身についたスキルは、今でも大いに役立っています。その後、MDになった時、店舗のデータ管理や営業計画を組むスキルも必要でしたが、営業の経験がなかった私はとても苦労しました。そのため、仕入担当や先輩社員の力を借りて学ばせていただきました。


MY WORK ~現在の仕事内容~
何かが生まれる時が一番楽しい
現在はマーケティングの責任者を務めています。マーケティング課の役割は、①新規ブランド/事業開発の支援業務、②マーケット情報の全社共有、③既存事業の支援業務となります。一つ目の新規ブランド開発支援業務では、マーケットリサーチやベンチマークの価格帯などを分析し、新たなカテゴリーのブランドをスタートさせました。二つ目のマーケット情報とはファッション業界に関する素材、カラー、トレンドなどのクリエーションに関する情報の他、市場動向などビジネスに関する情報を取り扱っています。チームのメンバーが毎月市場動向のキーワードを取り上げ、レポートをまとめ、社内外に発信しています。三つ目の既存事業の支援業務は、市場調査の依頼や外国語のサポート業務となります。さまざまな業務を通して、何かが生まれるときこそ一番エネルギーが高く楽しい瞬間だと実感しています。

TURNING POINT
~仕事上でのやりがい、喜び、苦労など~
コミュニケーションがもっとも大切
人を育てるのに必要なことは、コミュニケーションに尽きると思います。当然ながら自分の考えていることをチームに共有しますが、最近ではチームにどんどんアイデアを出してもらい、新しい挑戦や変化を目指しています。父親に過去もらった新聞記事に「雑談の中にビジネスヒントがあり」と紹介されていました。私のチームでもランチをしたり、他部署の方ともファッションやお買い物、趣味などいろいろな話をします。社内、取引先(国内・海外)、仕事だけではなくプライベートでも、コミュニケーションは相互理解や問題解決に一番大事だと思います。コミュニケーションと言うと簡単なのですが、実はきちんと理解するまでは、時間がかかったり、意見の対立があったりと難易度は高く、日々勉強です。

ファッションの面白さや楽しさは無限大
ファッションとは自己表現ですが、趣味から始まって仕事になった今でも好きな気持ちは変わらず、知れば知るほど楽しく続いています。常に変化があり刺激的で、見た目の自己表現だけではなく、気持ちにも変化が付けられることがファッションの魅力ではないでしょうか。商品1つを創りだすのにたくさんの方が携わり、その方々の想いが込められています。それをどう組み合わせるかによって、スタイルに変化も付けられ、ファッションの面白さや楽しさを考えると無限大です。入社した当時から、ファッションに対する熱意と気持ちは今でも変わらず、むしろどんどん好きになっています。
9:30 | 出社 |
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午前 | メールチェック、チームミーティング、市場調査 |
12:30 | 昼食(主にチームメンバー・他事業部メンバー、時折社外同業者) |
14:00 | 他事業部ミーティング |
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16:00 | 海外WEBミーティング |
18:00 | 退勤 |
MY FUTURE ~今後の目標~


WORK STYLE
仕事をする上でのこだわり

定番アイテムを使い続けたい
アナログですが書くことが好きで手帳やノートを持ち歩いています。遍歴は多くありましたが今は20代に使用していた英国ブランド SMYTHSONの手帳を改めて持つようになりました。グリッド式のノートは、ソフトカバーで見た目よりも軽いのがうれしいところです。アクセントカラーで赤の小物を持つのが好きなので、ペン類はLAMYの赤色を使用しています。