営業からEC事業部 企画課へ
トップブランドを任されて
仕事も人生も楽しむ毎日

伊東 愛実

PROFILE ~これまでの経歴~

留学を機に「好きを仕事に」

大学ではスペイン語を専攻し、文学や語学を中心に学びました。1年半のスペイン留学、慣れない国での生活を支えてくれたのがファッションの存在でした。留学先でスペイン語も英語もなかなか上達せず、アジア人という孤独感を感じるなか、古着屋さんに行っておしゃれをしたことで、周りから声をかけてもらえるようになったのです。それが自信につながり、改めてファッションを好きになっていました。日本に戻って就職活動を始めると、リクルートスーツに同じ髪型というスタイルに違和感を覚え、やはり自分は「好きを仕事にしたい」と、ルックの説明会に参加しました。その時の恰好は、パキッとした明るい水色のワンピースにブーツ。いつも通りの古着スタイルで面談に挑みました。

営業からEC事業部へ突然の異動

説明会での面談でも、事前に答えを用意するのではなく、自分の言葉でお話をさせてもらいました。人事の方からも、入社動機や就きたい職種など、通り一辺倒なものではなく、留学のこと、私自身のことを熱心に質問していただき、人格的な部分を見てくださっていると感じました。その印象は、入社後も変わることはありません。最初の配属先は営業で、入社2ヵ月後にはミセスブランドである[SCAPA(スキャパ)] の営業担当になりました。
[SCAPA]の営業は自分より年上の販売員さんと関わることが多くありましたが、店舗の皆さんは親身に向き合ってくださいました。営業担当になって1年2ヵ月経った頃、EC事業部へ異動。あまりに突然のことだったので、自分自身が一番驚きました。

MY WORK ~現在の仕事内容~

異動2ヵ月後には新案件に挑戦

EC事業部は、コロナ禍において社内でも注目度が高く、実績をどんどん伸ばしている部署。社内でも希望する人が多い部署です。ただ私の場合は、それまでEC事業部へ異動したいと考えたことはなく、なぜ入社2年目の自分が選ばれたのか最初はわかりませんでした。あとで知ったのは、EC事業部は社内でも新しい試みを行う部署であるため、若い力が求められていたということ。同期も同時に異動になり、彼女はEC事業部の運営課、私は企画課に配属となりました。異動2ヵ月後には、[Marimekko(マリメッコ)]のEC課内でのプロモーション担当を任され、モデル選任から撮影までを担当。正直、すべてが初めてだったので、この時はプレッシャーしかありませんでした。それでもプロモーションの反響が良く、「認知度アップに貢献することができたかな」とほっとしました。

TURNING POINT 
~仕事上でのやりがい、喜び、苦労など~

メルマガ制作で痛恨のミス

EC事業部では、仕事の工程を細かく分け、先輩社員からしっかり教えていただいてから、「あとは効率のいいやり方で進めて」と、自分で考える余地を残して担当する仕事を渡してもらえます。経験に関係なくどんどんチャンスをもらえるので、仕事を覚えるスピードも自然に早まります。ただ、最初は失敗も経験しました。任されていたメルマガに間違えてテスト用のURLを掲載してしまったのです。休日に配信するメルマガだったこともあり、上長や先輩、修正をお願いする取引先の方への連絡など、まさにパニック状態。自分のツメの甘さにかなり落ち込みましたが、翌日出社した時に「ミスするのが今の時期で良かった。配属間もないうちにミスしておくことで、後々こういうミスは防げるから」とフォローしていただきました。

TIME SCHEDULE
9:30 出社、メール確認
10:00 売上チェック、データ分析
11:00 制作物作成
12:00 昼食
13:00 撮影立合い
15:00 新規コンテンツ打ち合わせ
16:00 SNS・広告管理
18:00 退勤

MY FUTURE ~今後の目標~

ルックはチャレンジできる場所
データ分析や制作物の作成、広告の運用など、EC事業部の仕事は多岐に渡ります。今日やるべきことだけでなく、今後の運営のためにさらにやっておくとブラッシュアップにつながる作業がいくつもあります。一つ一つの作業は小さい積み重ねですが、それが形になるとブランドのファンの方々に大きな影響を与えることができる、それがこの仕事の醍醐味。また、自分が行ってきた施策がすべてデータで可視化されるのも、面白いところです。部署内には女性の課長もいて、「若い人は好きなことをどんどんした方がいい」と、チャレンジできる環境を用意してくださっています。ルックには、仕事に限らず人生を楽しんでいる人がたくさんいます。

同期は、とても大きな存在

今現在、将来的にこういうことをしたい、という明確な目標は決めていません。コロナ禍においてEC事業部はものすごい勢いで変化をしています。そういう変化のスピードに対して、しっかりとアンテナを張って、臨機応変に対応していく。それが今、一番やらなくてはいけないことだと感じています。悩みはつきませんが、そういう時、同期がとても大きな存在になっています。お互い大きなブランドをもっているので、悩みも同じ。「長くブランドを担当している方から見るとこうかもしれないけど、こういう見方もあるかもしれないね」と相談できるのは、きっと同じぐらいのキャリアをもつ仲間だからです。他にも自分を合わせて6名の同期がいるのですが、皆、性格も好きなファッションも違っていて個性が強め(笑)。先輩も面白い方が多く、本当に上下関係がないフラットで働きやすい会社です。

WORK STYLE
仕事をする上でのこだわり

デザインと便利さがお気に入り

自身が関わるECサイトで販売しているPCバッグは、PCを自宅に持ち帰る時、社内で会議室へ移動する時、いつも愛用しています。落ち着いた色が多いPCバッグでは珍しく、白で可愛い縦型のデザイン。持ち手の長さが調整できるので、手提げにも肩掛けにも便利です。社内でも使っている人をよく見かけます。

ルックグループが運営する
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