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ジョブローテーションで
入社3年目から
人気北欧ブランドのプレスに
乾 力斗[Marimekko]
PROFILE ~これまでの経歴~
海外留学がきっかけで、ルック入社を目指す
もともと服が好きで、最初からアパレル業界を志望していました。大学時代に海外に留学したのですが、現地であるブランドを気に入り、帰国後、就活を始めるタイミングで取り扱っている会社を調べたら、ルックだったのです。サイトを読み進めるとヨーロッパのブランドをいろいろ手掛けていて、大変興味を持ち、第一志望で入社を目指すことにしました。選考中に印象的だったのは、面接が和やかな雰囲気だったこと。形式張った会話をする会社が多い中、とてもフラットな感じで好きな服やその日身につけていた服の話などをして。15分くらいの面接でしたが、ほとんど緊張せず、楽しく臨めました。

ミセスブランドの営業を経て、
Marimekkoのプレスに
総合職として入社後は、ミセスブランドの営業になりました。1年目はまず先輩についていろいろ仕事を学び、その後独り立ちをしてエリアマネージャー的な業務を担います。2年目は今までに教わったものをアウトプットしていくことが中心だったので、あまりプレッシャーもなく、のびのびと仕事ができたと思います。本社のスタッフも自身の担当する店舗のスタッフの方々も、皆さん人柄の良い方ばかりで思いのほかコミュニケーションがとりやすかったです。いま振り返っても社内のいろいろな先輩方に関わることができただけでなく、ものづくりの現場の雰囲気も味わえて、貴重な経験になりました。そして3年目に、以前から興味があったプレスの仕事に就くことができたのです。


MY WORK ~現在の仕事内容~
華やかな職種である一方、大変な仕事
現在はMarimekkoのプレスとしてブランド運営に携わっています。Marimekkoのプレスは現在2人1組のチーム制となっており、私が担当しているのは、テレビや雑誌などメディアへの商品貸し出し、SNS・メルマガの記事やニュースリリースの作成と配信、POPやショップカードをはじめとする販促物の作成など。業務は多岐にわたります。貸し出しではスタイリストさんの要望に沿って商品やサンプルを提案し、そのシーズンに打ち出していきたいものを話して取り上げてもらうこともあります。信頼関係を構築することが重要なので、要望には、可能な限り応えるようにしています。プレスというと華やかなイメージを持たれることが多く、実際華やかな面もありますが、オンラインのアクセス数やSNSの「いいね」の数をチェックしたり、インフルエンサーの方々等にお渡しするギフトの準備をしたり、裏方的で地味な作業も少なくありません。正直「こんなことまでするのか」と思ったこともありましたが、最近は徐々に効率化できるようになりました。雑誌関係の方々とやり取りをする機会なども増え、これぞプレスという感じを楽しめるようになってきました。

TURNING POINT
~仕事上でのやりがい、喜び、苦労など~
何のためにこの業務を行うのか、目標を設定する
プレスはブランドの顔。ブランドと商品の魅力をPRするのが仕事です。Marimekkoは歴史が長く、衣類やバッグからホームウェアまで幅広く展開していて、自分の知らない領域が多いうえ、デザイン数も膨大。すべてを一朝一夕に覚えることはできないので、わからないことは素直に聞くようにしています。上長からは「やりたいことはどんどんやっていい」と後押ししてもらい、自分のアイディアを実践できることにとてもやりがいを感じていますが、その際には何を達成するためにこのイベントやプロモーションを行うのかを考えて行動するよう助言をいただきました。当初は目の前の業務をこなすだけで精一杯だったものの、徐々に流れがつかめるようになってきて、最近は目標をしっかり設定することを意識して毎日を過ごしています。ちょっと大きなイベントなどが終わったとき、社内や友だちから良い反応があったりすると、すごく嬉しいですね。

9:30 | 出社・メールチェック |
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10:00 | SNS・メルマガ・ニュースリリースの記事作成及び校正 |
13:00 | 昼食 |
14:00 | デジタルカタログの作成 |
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15:30 | スタイリストリース対応 |
16:00 | PR関連の打ち合わせ |
18:00 | 退社 |
MY FUTURE ~今後の目標~

ブランドを体現するアイコンになりたい
今後は担当するブランドの認知拡大やブランドイメージを確立していく中で、「このブランドといえばこの人」と言われるような存在になりたいです。この人を見ればわかる、というくらいブランドを体現していれば、より強く、より広く魅力を伝えることができますよね。そのためにはブランドのことを誰よりも知らなくてはいけないので、まだまだ勉強は続きます。様々なつながりを増やしてコミュニケーションの場を広げ、社内だけでは得られない情報を収集しながら、ブランドの特色を社外へ発信していくことも必要です。取り組むべき課題は多いですけれど、主体的に動くことで叶えていきたいと思っています。

WORK STYLE
仕事をする上でのこだわり

必需品はスマートフォンとソックス
スマートフォンは、常にタイムリーな情報やSNSの流行をキャッチしておくための必須アイテム。Marimekkoのプレスとして「毎日どこかにワンアイテム」を心がけているので、代表的デザインであるウニッコのシールを貼っています。ソックスは、Marimekkoの商品の中でも取り入れやすく、毎日のようにはいています。ちょっとしたプレゼントにちょうどいい点も気に入っています。