尊敬する先輩が導いてくれた
店長への道。これからは
自分ならではのお店を作っていきたい

畔上 果林

PROFILE ~これまでの経歴~

人事の細やかな対応が、入社の決め手に

大学時代にアパレルのお店でアルバイトをしていて、接客が好きだったため、就活でもアパレル企業を志望しました。ルックはもともと好きなブランドを扱っていたのでエントリーしたところ、人事の方がとても丁寧に対応してくれる会社で驚きました。1次面接はリモート、2次面接以降は本社で行われましたが、グループ面接はなく、すべて個人面接。当時はコロナ禍ということもあり、不安な思いも抱いていたのですが、お会いする方が皆さん優しく、私が緊張せず話しやすい雰囲気になるように気遣ってくださいました。一人ひとり細やかに目を向けていることがすごく伝わってきて、入社の大きな決め手になりました。
入社後の研修も充実していました。2週間みっちり、素材や繊維について学び、敬語など社会人としての基礎も一通り教わりました。接客へのモチベーションが上がりましたし、しっかり学べたため、安心して販売職のスタートを切ることができました。

入社1年半でセカンド、4年目で店長に

配属された店舗では、先輩スタッフの下でブランドの知識や接客スタイルを一から勉強し、半年後にはディスプレイにも挑戦。覚えることが山ほどあって大変なはずなのに、気づけばあっという間に時間が過ぎていきました。普段の会話の中で、自然にサポートしてくださったおかげで、無理なく乗り越えることができたのだと思います。
入社当時は特に明確なビジョンは持っていませんでしたが、尊敬できる店長に出会ったことで、キャリアアップに対する意識も変わっていきました。その店長は、売上をしっかり立てられて、スタッフとのコミュニケーションも密に取ってくださる、店長の鑑のような方。みんなのいいところも悪いところもよくわかっているから、何か言われても説得力があり、素直に聞けてしまう。そんな方の下で働くうちに「自分もこうなりたい」「自分だったらこんなお店にしてみたい」という思いが強くなりました。
1年半ほどで副店長のポジションであるセカンドになり、入社4年目になるタイミングでその店長から推薦され、引き継ぐ形でそのお店の店長になりました。

MY WORK ~現在の仕事内容~

店長のプレッシャーを、若いスタッフが支えてくれた

いざ店長になってみると、不安が押し寄せてきました。まだまだ自分に自信が持てない中、「店長」という響きが重く感じられ、緊張と焦りが重なって、最初の1か月くらいは記憶がおぼろげです(笑)。それまではセカンドとして店長をサポートする側だったので、自分が主体となって動くことに苦手意識もありました。店長業務について自分なりに考えていたつもりだったのに、お店をうまく回せず、落ち込む日々が続きました。
特に苦労したのは売上管理です。売上を立てることは店長の最も重要な役割ですが、最初はスタッフの育成やモチベーションの管理、シフト作成、商品の発注など、他の業務に手一杯で、売上への意識が足りなかったように感じます。一人で抱え込み悩んでいたら、スタッフが進んで「今日は頑張って〇〇万円販売しましょう!」などと本来私が言うべきことを明るく言ってくれ、助けられました。「もっとみんなを頼っていいのだな」と思えたことで気持ちに余裕が生まれ、広い視野で店舗を見られるようになったのと同時に、憧れの店長の下で学んだ「数字への貪欲さ」を私も追求したいと思い、そのためにするべきことをより深く考えるようになりました。

お客様一人ひとりに合わせた接客を大切に

日々の業務で大切にしているのは、お客様一人ひとりに合わせた接客です。距離の取り方も、お声がけするタイミングも、話し方も、その方の好みがあります。表情や仕草などをしっかり見て、どのようなお客様なのかを考えながら会話するよう心がけています。
というのもその方のアイテム探しの想いやお悩みを感じながらでないと、良い提案はできないと思うからです。販売員は、忙しかったり、売りたい気持ちが強かったりすると、ついついお客様の気持ちを蔑ろにして、商品説明に走ってしまいがち。でも、どのようなときであっても、目の前にいるお客様に丁寧に向き合う姿勢が、「また来たい」と思っていただける第一歩だと考えています。

TURNING POINT 
~仕事上でのやりがい、喜び、苦労など~

お客様の笑顔が、一番のやりがい

この仕事の一番のやりがいは、ご購入後、お店を出るお客様の嬉しそうな笑顔を見ること。何度経験しても、この嬉しさは変わりません。そのため「ありがとうございました」と言って商品をお渡ししてからのお客様の最後の表情を大切にしたいと思い、いつも気にしています。
以前、男子高校生のお客様が来店され、ものすごく悩んだ末にキーケースをお買い求めになりました。ニコニコしながらお店を後にされ、満足なさったようでよかったなと思っていたら、1週間後くらいにご家族で再びお見えになって、今度はお財布を購入してくださったのです。そしてその後も度々皆さんでお買い物にいらっしゃるようになりました。ご家族でIL BISONTEのファンになってもらえたことに感激し、このようなご縁をこれからも紡いでいきたいと思いました。

MY FUTURE ~今後の目標~

いつの日か、頼りがいのあるカッコいい店長に

現在の夢は、年に一度の社内表彰式に出ること。ルックには販売職の年間表彰制度があり、店舗の年間売上予算達成などの基準をクリアすると、その店舗に在籍する販売員が表彰されます。セカンド時代の今年2月に初めて優秀賞を受賞したので、来年も新店長としてぜひ達成し、スタッフみんなで式に出席したいです。そのためにまず変えたのが、ディスプレイ。現在の店舗はどちらかというと地域密着型で、流行に敏感な若いお客様が多いので、変更の頻度を月1回から2回にして、お店の前を通るたびに目新しさが感じられるようにしました。商品の置き方なども新しいスタイルにチャレンジしたりして、常連のお客様の目にも「いつ来ても新鮮」と映る店作りを目指しています。スタッフみんなが楽しく働けることが後々売上にもつながってくると思うので、良い関係を築きながら、やりたいことは臆せず挑戦し、少しずつ私のカラーが出せていけたらと考えています。そしていつか、頼りがいのあるカッコいい店長になりたいです!

WORK STYLE
仕事をする上でのこだわり

初めてのボーナスで買ったヌメ革のウォレット

入社して、初ボーナスのタイミングで購入したのが、このミドルウォレット。昔からある定番のモデルで、IL BISONTEの代名詞といえるヌメ革のものを選びました。使い始めて4年目、だいぶ味が出てきました。大きすぎず小さすぎず、収納力もあって、もっとコンパクトなタイプを買ったりしても、いつの間にかこれに戻ってしまうお気に入りの一品です。ヌメ革のエイジングの魅力や定番商品の使い勝手をお客様に伝えるうえでも、実際に愛用してみることはとても大切だなと思っています。

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