リサイクルによる廃棄ゼロの取り組み

近年ファッション産業は、地球環境に与える環境負荷が大きいとされており、廃棄削減に対する取り組みは、私たちにとっても重要な課題となっています。
ルックグループでは、グループ全体で最終的に廃棄対象となった衣料品および雑貨類をリサイクルにより廃棄ゼロにすることで、廃棄・焼却処分によるCO2排出量の削減と再資源化を進めています。

衣料品のリサイクル

日本国内では不用になった繊維製品の多くが廃棄、焼却もしくは埋立処理され、気候変動や地球温暖化の一因になっています。ルックグループでは衣料品の廃棄をゼロにするために、2021年7月より、衣料品のリサイクルに取り組んでいます。衣料品を自動車内装材およびプラスチック原材料などの新しい資源へと生まれ変わらせることで、廃棄・焼却処分される場合に比べて環境負荷を低減し、再資源化を図ります。

衣料品のリサイクルフロー

雑貨(バッグ、靴、その他)および、陶器・ガラスのリサイクル

ルックグループでは、繊維製品以外にも様々な雑貨類の商品を展開しており、2021年7月より衣料品と同様に雑貨類についても廃棄をゼロにする取り組みを進めています。雑貨類をセメント製造用の燃料となる石炭の代替として使用したり、RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)という固形燃料に生まれ変わらせることで、廃棄物の削減、化石燃料の使用削減、CO2排出量の削減に貢献しています。
また、ガラス・陶器についても同様にリサイクルに取り組み、これらは「サンドウェーブ」と呼ばれる砕石や自然砂の代替材等、土木原料として生まれ変わります。

雑貨(バッグ、靴、その他)リサイクルフロー
陶器・ガラスのリサイクルフロー